活動実績を発表する杉山さん
JA長野県青年部協議会は22日、長野市のJA長野県ビルで2018年度JA長野県青年部リーダー研修交流会・JA青年組織活動実績発表長野県大会を開いた。県内各JAの青年部メンバー62人が出席した。
今年度は「人づくり」「仲間づくり」「組織づくり」がテーマ。農業・農村を取り巻く諸課題に対し自ら学習を深め、メンバー間の情報交換を通じて活力ある活動につなげる。
活動実績発表では、JA信州うえだ青年部の杉山明さんとJAグリーン長野青壮年部篠ノ井東支部の黒沢津茂樹さんが、それぞれの青年部活動について発表した。杉山さんは青年部が掲げる三つの柱(1)かいぶつのたねプロジェクト(2)信州太郎ぽーく(3)真田REDアップルの取り組みと成果―について話した。黒沢津さんは、総合供給産地であるがゆえの「産地が産地でなくなってしまうのでは」との課題解消に向け、桃の試験圃場(ほじょう)づくり計画の経過について発表した。
審査の結果、杉山さんが最優秀賞に選ばれた。12月5日に神奈川県で開かれる関東甲信越地区大会へ県代表として出場する。
学習会では「課外授業農こそ先輩」をテーマに、JAグリーン長野青壮年部の後藤貴史さんとJAながの(みゆき)青年部の太田和明さんが、農業や地域活性化への取り組みを講演した。