去勢の部で県知事賞を受賞した子牛のせり
JA全農長野は4日、木曽町の長野県中央家畜市場で定例の子牛市場を開いた。和牛子牛342頭が成立。去勢と雌を合わせた全体の平均価格は、前回8月市場より5万3258円下げて72万3309円だった。
同日はせり前に、同市場子牛共進会を開き、最優秀賞の県知事賞に、去勢の部で木曽町の田中昭人さん、雌の部で喬木村の小山清志さんが選ばれた。
雌子牛は153頭が成立し、平均価格は前回より5万1051円安い65万4071頭。去勢子牛は181頭が成立し、平均価格は前回より4万1262円安い78万1836円だった。人気のある系統でも個体差などで、子牛によって価格の差が大きくなり、平均価格が下落した。
共進会の優秀賞は次の通り。
◇去勢の部▽優秀賞=永瀬満(木祖村)◇雌の部▽優秀賞=丸山幸一(木祖村)伊藤太郎(川上村)