JA塩尻市青壮年部は、部員の知識向上と交流を目的に栽培する品目ごとに勉強会を開いた。野菜を主に栽培する部員は、塩尻市のカットセンターでネギの加工を視察した。果樹を栽培する部員10人は、部員3人の圃場（ほじょう）を視察。それぞれのブドウの出来具合や台風などの影響を確認した。
今年の果樹は、高温が続いたため色づきがよく糖度も高い。台風の影響で落果したものや打撲跡が見られるものが確認された。部員は自分の栽培しているものと比べながら意見を出し合った。枝の向きや次回の誘引作業をどのように進めていくかなど、それぞれの栽培方法について意見やアドバイスをした。また、鳥害対策として使っている資材についてお薦めを紹介した。
交流会では、部員全員が集まり日頃の農作業について意見交換をした。
川窪澄人部長は「さまざまな圃場を見ることで学ぶことも多い。これからも部員の交流も含めて継続していきたい」と話した。