万一のとき慌てず、迅速に救命を

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講習会で繰り返し練習した心肺蘇生法

JA塩尻市の介護事業組織やまびこ会は、塩尻市の塩尻消防署で普通救命講習会を開いた。30人が参加した。
介護現場では、万一のときに迅速かつ正確な救命が求められ、心肺蘇生法は、一刻も早く胸骨圧迫を始められるよう見直しが行われている。同会では、救命技術確認のため15年前より3年に1度講習会を開いている。
塩尻消防署の職員3人を講師に迎え、3班に分かれて人体マネキンを活用した心肺蘇生法を学んだ。意識確認から胸部圧迫、人工呼吸などの手順を救急車が到着するまでを想定し、繰り返し練習した。自動体外式除細動器(AED)の使用方法も学び、実際に使いながら手順も繰り返し練習した。最後に異物除去法を学び、参加者全員に修了証が交付された。
平林由紀会長は「緊急時は誰もが慌ててしまう。介護員こそ慌てず的確な対応ができるようにしっかり覚えてほしい」と呼び掛けた。

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