環境づくり徹底を

「環境づくり徹底を」の画像
JAの営農指導員の説明を聞く生産者

JA長野八ケ岳花卉(かき)専門委員会は1日、北相木村の花卉共選所で秋の彼岸に向けた査定会を開いた。花き生産者22人が参加。JAの営農指導員が旧盆の販売結果などの総括を報告し、彼岸に向けて、雨天時の採花、花のボリュームや咲き過ぎ、荷物の詰め過ぎによる蒸れなど、この時期にトラブルの元になりやすい注意事項を確認した。
今年度の花き生産は、記録的な猛暑の影響から各産地で品質低下や廃棄が多くあるものの、旧盆以降も大きく値崩れすることはなく、各品目とも順調に価格は推移している。猛暑の影響は大きく、しばらくは数量的に不足気味が予想される。今後の天気にも左右されるが、価格的には良い状況で、秋彼岸の需要期を前に準備を整えている。
参加した生産者は「例年にない暑さで品質低下に悩まされた。今後は花にストレスとならない環境づくりをしていきたい」と話した。

MENU