土煙上げ駆け抜けろ

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土煙を上げて走る競走馬

長野県塩尻市高ボッチ高原で8月上旬、第65回観光草競馬大会が開かれた。全27レースが行われ、66頭が出走した。標高約1600メートルの日本一高い場所で開かれる競馬大会として有名。県内外から競走馬をはじめ、ポニー、農耕馬が集まり、1周400メートルのコースを疾走した。
3500人ほどの観光客や写真愛好家、地域住民らが来場し、観戦した。休憩時間には馬車が子どもたちを乗せ場内を練り歩いた。
この草競馬は、1952年に旧片丘村(塩尻市片丘)の住民が中心となって農休日に農耕馬を走らせたことから始まった。JA塩尻市は、後援としてJA理事長杯を開催。800メートルのコースを、大会を象徴する農耕馬が走り抜けた。入賞者には、濱一成専務からトロフィーと記念品などが贈呈された。
家族で訪れた、同市の清水昌彦さんは「第1コーナーを走り抜ける馬の迫力がすごかった」と話した。

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