片桐正之さん(飯田市)優秀賞

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優秀賞の喜びを語る片桐さん

東海酪農業協同組合連合会(東海酪連)が、年間を通じて乳質の優秀な農家を表彰する乳質表彰で、県内から7人が入賞した。
表彰は、長野、愛知、三重、岐阜の全725戸の酪農家を対象に、2017年4月から18年3月までの期間に乳質良好な酪農家上位10人を対象としている。県内からは最高位の優秀賞「東海農政局長賞」に片桐正之さん(飯田市)、優良賞に美斉津昭信さん(小諸市)、渡辺建夫さん(同)、高見沢潤さん(南牧村)、岩岡俊義さん(松本市)、雫田茂さん(南牧村)、渡辺俊夫さん(諏訪市)が選ばれた。
審査は、年間で36回行われる乳質検査から、乳成分や衛生的乳質の各項目を点数化。1回の検査を100点満点で評価し、合計3600点満点で順位を決める。
名古屋市内で行われた表彰式には、優秀賞受賞の片桐さんの長女で一緒に酪農を営む由貴さんが出席し「日頃、当たり前のことを当たり前に行い、日々積み上げてきた結果、受賞できた。関係する指導者や酪農ヘルパーに感謝したい」と礼を述べた。
全農長野の関係者は「725戸の酪農家の中から2人が満点を取るレベルが高い成績の中で、表彰される上位10人のうち、7人が県内から選ばれた。県内農家の行き届いた管理や技術の高さを改めて感じた」と話した。

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