7月の大相撲名古屋場所で初優勝した関脇・御嶽海関の母親、大道マルガリータさんは7月25日、木曽町のA・コープきそ店でJA木曽の高橋德組合長と共に一日店長を務めた。長野県A・コープの千野勇社長が、店舗スタッフ用のエプロンを着たマルガリータさんに「一日店長」のたすきを手渡した。
高橋組合長は「郷土のために活躍する御嶽海関を誇りに思う。御嶽海関の元気の源は、信州の農畜産だということで応援してきた。A・コープきそ店も親しみの持てる地域一番店を目指している」と話した。
一日店長の任命については、日頃から同店舗を利用しているということで依頼していた。千野社長は「お客さまの視点、あるいは働く者の視点から店舗を見てもらって意見などを指摘してもらい、今後の運営に反映させたい」と話した。
マルガリータさんは、高橋組合長と一緒に店内を巡回し、地元生産者直売コーナーや各売り場の商品と作業状況などの確認、レジ打ちを体験した。開店時に店舗入り口で笑顔で客を出迎え、多くの客から「おめでとう」と声を掛けられ、感謝の言葉を返しながら応対した。一日店長の体験を終え「初めての体験でどきどきしたけど楽しかった」と話した。今後の御嶽海関の活躍について「祈るだけです」と話す。