春野菜を弾みに、秋野菜推進大会

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野菜生産者らが参加した秋野菜推進大会

JA塩尻市そ菜常任委員会は7月中旬、秋野菜推進大会を塩尻市で開いた。管内の野菜生産者90人ほどが集まった他、出荷先の市場関係者、市職員らが来賓として参加。今年の春の野菜出荷は順調で、特にアスパラガスが好調だったことなどが報告された。
葉洋菜部門と果菜、アスパラガス部門の分科会と全体会議を開いた。今年の生育は、6月に一部地域で降ひょうがあったものの、全体的には順調に推移した。販売実績は7月上旬現在で、数量は前年比8.2%減の2622トン、金額は同1.1%増の4億3818万円。特にアスパラガスは、気温上昇と適度な降水量で順調に収量が上がり、ばらの数量は前年の3.6倍の28万9000本となった。
ピーマンやトウモロコシなどの果菜類はこれから最盛期を迎えることから、JA営農技術員が「暑さ対策として、かん水をしっかりしてほしい」と呼び掛けた。
三村安則常任委員長は「春先は大きな凍霜害もなく順調に生産できた。これからの作業では、熱中症に注意して水分をしっかり取って臨んでほしい」とあいさつした。

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