学校でレタス収穫、被災地広島へ出荷

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レタスを収穫する児童ら

川上村の川上第一小学校の3年生は17日、学校の畑で、村特産のレタスの収穫をした。児童16人と保護者ら総勢30人が、8玉入りのコンテナ180ケース分を収穫した。収穫したレタスは、JA長野八ケ岳川上支所を通じた契約先で、今回の西日本豪雨の被災地である広島県内のスーパー、フレスタに出荷した。
同校3年生の児童は毎年、総合学習の一環としてレタス栽培に取り組み、苗植えから収穫までを体験。保護者や同支所のサポートを受けながら、スーパー向けにレタスを出荷して、販売方法と消費者の反応についても学ぶ。
この日は、児童はレタスの切り方やコンテナへの詰め方を保護者に教わりながら、1時間ほどかけて丁寧に収穫した。
保護者は「豪雨の被害に遭われた方に一つでも多くのレタスを届けたい」と話した。児童らも「自分たちが一生懸命育てた新鮮なレタスを食べて元気を出してもらいたい」と力を込めた。

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