魅力ある直売所めざす

JA長野県営農センターは6月下旬、長野市のJA長野県ビルでJA農産物直売所担当者階層別研修会(店長・責任者)を開いた。直売所の店長や統括担当者が管理責任者としての役割を認識し、店舗運営について学び魅力ある店舗づくりを目指すことが目的。直売所の衛生管理や加工品出荷者への衛生管理指導について学ぶ。7JA16人が参加した。
神奈川県のJAさがみ組織経済部販売課の菊池達也課長と長田美穂管理栄養士が、JA農産物直売所における衛生管理の取り組みについて講演した。JAでは、管理栄養士を採用し、販売課で直売所の衛生管理を担当している。県内の衛生関連機関などと連携し、店舗を巡回して衛生管理指導や検査、加工品出荷者への訪問指導をし、食材や器具の管理、施設と個人の衛生管理の徹底に取り組んでいる。
参加者との意見交換では、職員や出荷者に衛生管理への意識付けをどのようにしていくべきかを話し合った。参加者は「直売所の衛生管理の重要性を学ぶことができた。まずは自店舗の見直しを図りたい」と話した。
同センターでは、2019年1月に神奈川県のJAさがみ農産物直売所の視察を予定する。

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