手軽に風味楽しむ

「手軽に風味楽しむ」の画像
ラベルや段ボール箱に南木曽町にちなんだイラストをあしらった「お茶だにぃ~」

JA木曽は、南木曽町産の茶葉を使ったペットボトル緑茶飲料「お茶だにぃ~」を開発し、販売を始めた。JA南木曽支所が町と協力して商品化し、産地の茶のPRと生産量の増加を目指す。商品名は、向井裕明町長が地元方言にちなんで名付けた。
パッケージラベルの絵は地元の人に協力してもらい、町に残る日本最大級の木橋「桃介橋」、県無形民俗文化財の「田立の花馬祭り」などを描いた。同支所が2年がかりで開発。山の茶ならではの風味と甘味が特徴で、すっきりとした味に仕上げた。
1本500ミリリットル入り。同支所では、24本入りの箱売りで販売する。同町妻籠宿や町内の商店などでも販売する他、同JA生活センターや各支所などでも注文に応じる。
開発を担当した同支所農業生活課の小原高春課長は「特徴は飲んだ後に広がる甘味。売れ行きがよければ、生産者の栽培意欲の向上とともに産地の活性化も期待できる」と話す。

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