現場の課題に対応

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あいさつをする高橋会長

JA長野県営農指導者会議は、JA長野県ビルで第16回通常総会を開いた。各支部の代議員や関係者およそ70人が出席。2017年度活動報告や18年度活動計画、役員選任などを承認した。
高橋英明会長(上伊那)は「農業・JAを取り巻く情勢は、農業者の高齢化、農業人口の減少など急速に進み、生産基盤の弱体化が懸念される。営農技術員は、生産現場の課題解決に向けた的確な対応が求められている。情報共有と自己研さんの場として、支部活動や専門部活動へ積極的に参加してほしい」とあいさつした。
17年度は、地域農業の担い手の育成支援、生産資材の高騰対策や園芸産地の活性化など生産基盤の維持増進対策を進め、営農環境の変化に的確に対応した地域農業の振興と農家の経営安定に結び付く取り組みを行った。
総会終了後、気象庁長野地方気象台の春原城辰次長が「昨今の異常気象と気象データの活用について」を講演した。異常気象の背景、過去からの気象変化や農業への影響などを解説。また、農業分野での気象情報の利用について、気象庁のデータ活用方法や活用事例など紹介した。
選任された正副会長、監事は次の通り。かっこ内は支部名。
▽会長=上條満(松本ハイランド)▽副会長=森良延(ながの)中島常勝(長野八ケ岳)三澤泰夫(信州諏訪)▽監事=高橋英明(上伊那)安藤猛(グリーン長野)竜野竜(全農長野)

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