女性の技術を向上

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技術員の手元を熱心に見詰める女性部員

JA中野市女性部生産活動組織果樹グループは5月中旬、管内の平岡試験圃場(ほじょう)でブドウの房切り講習会を開いた。JA園芸課の技術員が講師を務め、同圃場の数種類のブドウの房を実際に確認しながら、今年の傾向や房切り作業の注意点について説明した。
今年は全体的に生育が早く、管理作業をまとめず早めに行い、作業分散を図る工夫が必要。その他、管内で連日注意喚起を促している「黒とう病」の病斑を写真で確認し、防除の徹底を呼び掛けた。
同組織の講習会は「女性だけの参加なので、何でも質問しやすい」と好評だ。JA中野市ではブドウの生産者数が増え、作業に携わる女性も多いため、積極的に講習会を開いて技術向上に取り組んでいる。

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