野菜の苗と種、園児が買い物

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植えてみたい野菜苗があるかを見る園児ら

木曽町の開田保育園の年長園児7人は5月上旬、今年の野菜や花を育てようと苗や種を買いにJA木曽開田支所を訪れた。
園児たちは、大きな紙に書いたトマトやナス、キュウリ、スイカ、カボチャ、トウモロコシ、ニンジン、ジャガイモなどの種や苗の名前を見ながら、売っている種などがあるかどうかを大きな声で質問した。同支所の古畑貴史支所長は、子どもたちからの質問に答え、苗や種の説明をした。
古畑支所長が「みんなで頑張っておいしい野菜ときれいな花を作ってください」と呼び掛けると、園児は「野菜ができたら、また店に来ようよ」と話した。
この取り組みは、昨年から始まった。古畑支所長は「子どもたちが、JAの店に来て種や苗を選び、お金を出して買い、畑で育て収穫するまでのプロセスを実際に体験し、物事の仕組みの理解に少しでも役に立てばうれしい」と話した。

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