交通安全に役立てて

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県警本部の内藤本部長(右)へ記念キーを渡す共済連長野運営委員会の雨宮会長

JA共済連長野は県警察本部に交通事故処理車両を寄贈し、29日に長野市の県警察本部で寄贈式を開いた。車両は3000C.C.バンタイプで、軽井沢警察署へ配備される。
JA共済連長野と県内JAは、地域貢献活動の一環として交通事故のない安全・安心な地域づくりに向けた取り組みを行っている。その一環で、JA共済連長野は1972年以降、県警本部に対し交通安全指導車・交通事故処理車など、今回の寄贈分を合わせ103台、交通安全教育器材など95基を寄贈してきた。
また、アンパンマンを通じて交通マナーや交通ルールを学ぶ「JA共済アンパンマン交通安全キャラバン」や、高校生に交通安全への意識を高めてもらおうと「生徒向け自転車交通安全教室」を開くなど、交通事故の未然防止活動にも取り組んでいる。
寄贈式で、JA共済連長野運営委員会の雨宮勇会長が県警本部の内藤浩文本部長へ目録を渡した。内藤本部長は「事故処理車両の寄贈に感謝する。昨年の交通事故発生件数・死傷者数とも大幅に減少したが、死者の半数以上を高齢者が占め交通事故情勢は厳しい。関係機関と連携し事故防止に努め、日本一安全で安心な交通社会の実現に向け、交通安全活動に役立てたい」と礼を述べた。

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