理想と志を共有、ネット発信動画作り議論

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「もし・・・だったら」を議題に、グループごとのテーマに沿って動画作りを検討して発表した

長野県協同組合連絡会は24日、長野市のJA長野県ビルで協同組合職員交流集会を開いた。県内協同組合の中堅職員30人が参加。協同組合の役割や価値について再認識し、協同組合原則にある協同組合間の協同を深め、職員同士が交流することが目的。今年で5回目。
連絡会の構成団体は、JA長野中央会・各連合会、県生協連、県漁連、県森連、県労金、労協ながの。
今年は初めて長野県の協同組合をPRする動画を作成した。これは、国際協同組合連盟(ICA)が、世界中で協同組合の認知を向上させるために始めた「グローバル協同組合キャンペーン」に賛同したもの。「なぜ協同組合なのか」を重点に訴えるため「もし・・・だったら」と題するビデオを世界中で制作し、ソーシャルメディアなどを通じて発信している。
参加者はグループに分かれ、「・・・」の部分に入れる内容(シーン)について検討した。「仕事、食べ物、福祉、地域、環境、お金、共有財産、その他」をテーマに、地域社会の中で理想とする内容や訴えたいことについて意見交換した。
「もし200万人の力が合わさったとしたら」「もし信州のおいしい食べ物を知ってもらうとしたら」「もし働くことで地域に貢献することができれば」など、写真にコメントを添えたシーンを決め、グループごとに発表した。動画は、事務局が、発表したシーンをまとめ、一本に編集する。
完成した動画は、県協同組合連絡会総会で披露するほか、SNS(インターネットの情報共有サービス)や各団体のホームページに掲載し紹介する。

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