情報交換の場拡大

JA佐久浅間
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メーカーから製品の説明を聞く生産者

長野県のJA佐久浅間は11月下旬、若手の水稲生産者らを対象に肥料、農薬と農業機械の説明会を佐久市協和のJA多目的ホール・シエナで開いた。担い手農家の活動をきっかけに初めて開いたもので、資材メーカーと農機メーカー25社がブースを設けた他、JA全農長野が相談コーナーを設置。生産者は今後の営農に生かそうと、各社の担当者らと話し込み、熱心に情報収集や意見交換をしていた。
「五郎兵ヱ米」などの良質米産地で知られる同市浅科地区の担い手生産者グループ「信州あさしな99」が、メーカーとの情報交換の場を設けようと2年前に始めたのがきっかけ。今回は催しの規模を拡大し、しらかば地区の営農、農機センターが協力。参集範囲を広げて、受託者部会や青年部員にも参加を呼び掛けた。
生産者から「多くのメーカーから新しい情報が入手できる良い機会」と好評で、メーカー側からも「ユーザーから日頃聞けない貴重な話が聞ける絶好のチャンス」と評価する声が上がっている。
会場では、各社が定番商品をはじめ、環境に配慮した最新の農薬や肥料、農機などについてサンプルやデータを紹介した。生産者は各ブースを回り、商品の使用方法や特徴などを確認し、担当者に相談していた。
JA農機資材部の佐久間正秀部長は「受託者部会や青年部員ら、地域の核となる担い手生産者の皆さんの声を反映させ、共に地域の農業振興に取り組みたい」と力を込める。JAは今後も生産者のニーズに応え、低コストで安全な農機資材の普及に取り組み、農業所得の増大と地域農業の振興につなげる方針だ。