鎌の使い方を教わり刈った
中野市の高丘小学校5年生は、同市安源寺の稲作実習田で自ら田植えやかかし作りを行い、大切に育ててきた「コシヒカリ」の稲刈りをした。
稲は、同水田を所有する宮島重幸さんが収穫まで管理。体験学習は今年で18年目。JA中野市も協力している。児童は宮島さんから稲刈りの仕方や鎌の使い方、束ね方を教わり作業した。
児童は「刈る時のさくっとした感触が気持ちいい。早く米を食べたい」と収穫の喜びを味わった。今後は千把扱(せんばこ)き、足踏み脱穀機、ハーベスターとさまざまな農機具を用いて脱穀体験をし、脱穀方法の進化の歴史も学ぶ予定だ。
収穫した米は、同校PTA主催の「ひだまりバザー」で販売。毎年の目玉商品だ。