当期剰余79億4100万円

貯金平均残高は前年比4.8%増の2兆5845億円、貸出金平均残高は同1.5%増の3805億円。低金利下における難しい運用環境下、効率運用に努めるとともに財務体質改善やコスト削減に取り組んだ結果、当期剰余金は79億4100万円を計上。奨励金・事業分量配当金171億円をJAに還元した。
県JAバンクの顧客基盤拡充と収益力強化の取り組みでは、顧客基盤の維持・拡大策として次世代対策商品の販売強化、年金受給者拡大などに取り組み、JA貯金は同2.3%増の3兆944億円となった。
農業所得増大と地域活性化への取り組みでは、JA長野県グループとしての農業担い手の所得向上や新規就農者の確保などに向けた支援の、さらなる強化を図るべく、総額13億円の「長野県JAバンク県域サポート事業」の取り組みを開始。また、JA農産物直売所クーポン券付き定期貯金「マルシェ」を販売し、約3カ月で募集額の200億円を達成した。

MENU