外来利用3年連続増

保健事業はJA長野県健康寿命創造運動を推進し、地域ぐるみの健康管理活動を積極的に展開して、55万4000人が利用した。医療事業では地域連携強化により、外来利用者は3年連続で前年を上回る211万5000人、入院利用者は2005年以来となる前年比増の124万3000人だった。
地域医療構想を見据えた対応では、南長野医療センターとして今年4月から新町病院・篠ノ井総合病院の業務統合と19年4月の経営統合を組織決定した。
福祉事業はJAグループ一体となった事業展開を図り、介護保険事業延利用者は79万7000人だった。
病院再構築計画は最終段階となり、佐久総合病院本院新棟、北信総合病院増改築工事が竣工(しゅんこう)し、17年12月開院の小諸厚生総合病院移転新築工事を残すだけとなった。
経営収支は、事業収益が診療報酬施設基準の上位取得などで前年比1.1%増の961億9400万円、事業費用は事業の効率化などに最大限取り組み同0.5%増の983億7300円、当期損失金は15億6600万円(計画18億7400万円)。

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