担い手7人衆「momoLab」結成、桃産地活性化へ研究集団

JA佐久浅間
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「momoLab」のメンバーら

JA佐久浅間管内で桃を栽培する担い手7人が新たにグループを結成し、現地視察や講習会を開くなど栽培技術の向上に取り組んでいる。生産者の高齢化が進み、担い手や栽培面積が減る中、産地の活性化を図る。JAは佐久農業改良普及センターと協力し、若手生産者のグループの育成・支援に取り組んでいる。
メンバーは20代から40代で、佐久市と小諸市在住の7人で構成。他にJA営農技術員や農業改良普及員らも参加する。活動の本格化に向けて3月29日に開いた会議で、グループ名を「momoLab(モモラボ)」に決定。「ラボ」は仏語のlaboratoryを略した造語で、研究所や実験室などを意味する。
2月には、疎植低樹高栽培の導入に向けて他産地の生産状況や栽培技術を学ぼうと、JA全農長野や佐久地方事務所の担当者らと福島県を視察した。県農業総合センター果樹研究所で「大草流仕立て」を基礎とした省力高生産樹形について学んだ他、伊達市の果樹園で「伊達式大藤流仕立て」の樹形や栽培方法を見学。木の間隔を広めにすることで樹勢が良い上に、作業性や薬剤の散布効果が良いことから、高品質の果実が生産されていることなどを学んだ。
グループ長で佐久市の森泉征司さん(37)は「それぞれが夢や志を持って集まっている。一人ではできないことも仲間と力を合わせて一つ一つ実現させ、産地の活性化に貢献したい」と話す。
JA営農指導部園芸課は「柔軟な発想力と行動力で積極的に新しい技術に挑戦し、地域全体の産地力の維持・発展につながることを期待している」と話し、関係機関と連携を図り積極的な支援に取り組む方針だ。