露地ブドウ本番

「露地ブドウ本番」の画像
着色や房形などの選果基準を慎重に確認する職員

坂城町のJAちくま果実流通センターで25日、露地ブドウの「巨峰」「ナガノパープル」の本格出荷が始まった。昨年より1日ほど早い。出荷前には、目ぞろい会を開き、選果基準などを確認した。
同JAの風間久技術員は「巨峰やナガノパープルなどの黒系品種は着色が非常に良く、色目はそろっている。今年は雨が少なかったせいで、玉張りは昨年より一回り小さい」と説明。集まった同JAぶどう部会の役員や関係職員らは選果基準を慎重に確認した。
同日は、約700ケース(1ケース5キロ)を関東、中京、関西方面の市場に出荷した。
同JAの露地ブドウの出荷は、この2品種を皮切りに、9月1日には「シャインマスカット」がスタート予定。「ピオーネ」「シナノスマイル」など、多様な品種が順次出荷される。出荷は9月中旬からピークを迎え、10月下旬まで続く。全体で約21万ケースの出荷を見込んでいる。毎年恒例の「ぶどう祭り」も9月に開く予定。

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