色とりどりの花束を手にする観光列車「ろくもん」の乗客
JA全農長野とJAちくま、JA信州うえだ、JA佐久浅間は、しなの鉄道で運行している観光列車「ろくもん」で、信州の花の知名度を高めようとPRイベントを行った。車内にフラワーアレンジメントを展示し、千曲市の戸倉駅で乗客に花束を贈った。
3JAは、いずれも「ろくもん」運行ルート沿線の花き産地。JAちくま産トルコギキョウ、JA信州うえだ産シャクヤク、JA佐久浅間産カーネーションの花束を180束用意し、乗客にプレゼントした。長野市のヌボー生花店の協力で、車内に、これら3品目を中心にしたフラワーアレンジメントを展示した。
戸倉駅では、ホームに降りた乗客にJA職員らが、さまざまな色合いの花束を手渡した。埼玉県から来た女性は「うれしいサプライズのプレゼント」と笑顔で話した。
トルコギキョウは、長野県が生産量日本一の品目。JAちくま管内の力石地区は、1950年ごろに日本で初めて栽培された地区で、歴史ある産地。6月下旬から出荷最盛期を迎える。