平均価格やや下げ

「平均価格やや下げ」の画像
価格をやや下げた和牛子牛のせり

JA全農長野は9日、木曽町の県中央家畜市場で定例の6月市場を開いた。購買者が前回より少なかったことなどから、高騰が続いていた和牛子牛の平均価格はやや下がった。ただ、子牛不足は依然続いていることから、関係者は当面堅調な相場が続くとみている。
和牛子牛231頭を取引した。雌子牛は127頭で平均価格は65万5827円(税別)、去勢子牛は104頭で平均価格75万5644円(同)だった。和牛子牛全体の平均価格は前回4月市場を5万8300円下回る70万766円(同)、前年比では10万3629円上回っている。
せり前に開いた子牛共進会の結果は次の通り。
◇去勢牛の部▽最優秀賞=大久保喜代文(木曽町日義)▽優秀賞=織田豊實(上松町)沢口稔(木曽町福島)伊藤太郎(川上村)
◇雌牛の部▽最優秀賞=井領稔(上松町)▽優秀賞=田中昭人(木曽町開田高原)

MENU