過去最高53万ケースを、ズッキーニ出荷本格化

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目ぞろえ会で出荷規格を確認する生産者

JA北信州みゆきで、ズッキーニの出荷が本格化している。170人が約70ヘクタールで栽培。ほとんどが露地栽培で例年より早く始まり、前年を上回るペースで進んでいる。需要が伸びていることから、JAは生産拡大に力を入れ、2016年度は過去最高の53万ケース(1ケース2キロ)の出荷を見込んでいる。
長野県はズッキーニの全国有数の産地で、JAは県内トップ産地。今年の露地の初出荷は5月21日で、例年より3日ほど早かった。6日時点での累計出荷数は8941ケースで前年比51%多い。管内の標高差も生かし、11月上旬まで続く予定。全国の市場に出荷する。
近年、全国的に消費が拡大し、販売は好調だ。15年度の出荷量は過去最高の50万ケース超。今後も需要の拡大が見込まれることから、JAは種子代金の助成などで生産者を支援している。
JAは出荷最盛期を前に、基幹集荷所で出荷目ぞろえ会を開き、生産者36人が参加した。出荷規格や栽培方法の注意点などを確認した。

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