アスパラが最盛 出荷量、前年上回るペース

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基幹集荷所で行われているアスパラガスの選別作業

JA北信州みゆき管内で、アスパラガスの出荷が最盛期を迎えている。今年は暖冬の影響で雪解けが早く、各地区で順調に出荷が進んでいる。出荷量は前年を上回るペースで進み、今年度全体としても昨年実績を超える見通しだ。飯山市のJA基幹集荷所には連日、多くのアスパラガスが持ち込まれ、選別作業が続いている。
9日時点の累計出荷量は前年比234%の100万束。2015年度全体で470万束だった出荷量を超える量を今年度は見込んでいる。JAは昨年から、結束規格(2L・3L・B250グラム)を150グラムに変更。有利販売を目指すため、従来より一回り小さい規格にした。主な出荷先は関東・中京・京阪・地元の市場中心。
JAアスパラ部会には現在590人が在籍。ほとんどが露地栽培で生産し、管内では5月上旬から同下旬にかけて最盛期を迎える。
今年は初出荷が4月4日で、例年より2日ほど早かった。

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