所得や生産増、意思統一確認

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真剣に聞き入る参加者

JA信州うえだは、東御市田中で農業振興大会を開いた。「農業者の所得増大」と「管内農業生産の拡大」を目指し、生産者とJAが意思統一して取り組んでいくことを確認した。
生産者代表とJA役職員ら約130人が参加。8次中期3カ年計画でJAが掲げるビジョンを確認した後、JAの営農技術員が品目別振興方策を発表した。米穀、野菜、果樹、花き、畜産、きのこ、それぞれの担当技術員が生産技術や販売実績などを示し、所得増大や生産拡大に向けた具体策を紹介した。
ヤマジョウ果樹部会の武井久夫会長は「大会を通して、農業への新たな希望と新鮮な気持ちを持つことができた。地域の生産者、行政やJAと力を合わせて地域農業を守り発展させていくため、みんなで頑張りましょう」と決意を表明した。
記念講演では、日本気象協会気象予報士の杉本麻衣子さんが「近年の気象変動と農業」、農林年金の松岡公明理事長が「TPP(環太平洋連携協定)時代の地域農業」で講演。参加者は、メモを取りながら真剣に聞き入っていた。

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