スープ試食でセルリーPR

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セルリーポタージュスープを振る舞う生産者

松本ハイランド、あづみ、松本市の3JAの生産者で構成する松本洋菜部会セルリー研究班は、松本市の松本平広域公園総合球技場「アルウィン」で行われたサッカーJ2の松本山雅FCのホーム開幕戦で、「セルリーポタージュスープ」の試食イベントを行った。
スープは、地元産セルリーを使って同会が開発した。消費者からアンケートを取り、商品開発に役立てるとともに、セルリーをPRすることが狙い。生産者2人が、「地元産のセルリーを使ったスープです」と呼び掛けて振る舞った。用意した150食は、30分で終了する人気ぶりだった。
試食した萩原佑美さん(34)は「セルリーが苦手な私が食べても、とてもおいしかった」と話した。生産者の大槻篤志さんは「おいしいと感想をいただくことができた。消費者の声を直接聞くことができてよかった」と語った。
「セルリーポタージュスープ」は、6次産業化で生産者の手取りを向上させるため、昨年5月から開発してきた。試食の意見を取り入れて改良し、JAの農産物直売所やアンテナショップなどで6月ごろの販売を目指す。

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