自転車の交通事故防ごう

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交差点で一時停止を怠った自転車が出合い頭に車と衝突する事故を再現

JA共済連長野は県警察本部、長野南、伊那、松本、上田の警察署との共催による自転車交通安全教室を4、5月にかけ開いている。
警察庁によると、2014年中に発生した自転車乗用中の死傷者数は全国で約10万人。うち6割以上が自転車側にも何らかの法令違反があると指摘している。また、19歳以下の死傷者数は約3万4000人で全体の3割以上を占める。
地域の交通事故防止活動を積極的に進めるJA共済は、通学や日常生活で自転車利用の多い高校生を対象に同教室を開き、県内では5年連続の開催となる。
21日に長野市の長野南高校で行った同教室には、欠席者などを除く全校生徒約600人が参加した。スタントマンが実際に起こった自転車交通事故の場面を再現。生徒に事故の恐怖を疑似体験させることで、事故発生を未然に防ぐ効果があるという。
自転車交通安全教室は5月12日に上伊那農業高校(南箕輪村)と松本深志高校(松本市)、20日に上田千曲高校(上田市)で開く。

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