実際に入棺体験しながら作法や葬儀の流れなどを学ぶ受講生
JAちくま女性大学は、「葬祭マナー講座」を開き28人が受講した。いざというときに戸惑わないよう、今から知っておきたい葬祭マナーを学んだ。
講師の(株)長野エーコープサプライの渋谷慧さんは、近年の葬祭事情や一般的な葬儀の流れ、葬儀参列時のマナーや作法を説明。宗教や宗派による作法の違いや地域による違いなどの話に、受講生からは「実家と嫁ぎ先との違いに驚いたことがある」との声も上がった。さらに、故人や遺族にとってもプラスになるエンディングノートの活用法も学び、その人に合った葬儀について考える機会となった。
また、敷地内の葬祭施設「虹のホール東館」を見学。実際の施設で焼香や入棺を体験した他、この地域で催事の際に食べられる「おとうじ」も味わった。入棺体験では、多数が希望し入棺。
参加した高松奈々さんは「葬祭はいろいろな風習があり、地域によって全く違うので大変な面もある。今回の講座はとても勉強になり、学んだことを今後に生かしたい」と話した。