リンゴの新スイーツ、東京でお披露目

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中野産サンふじを使った新作スイーツ

中野市とJA中野市などでつくる中野市きのこ・果実消費拡大実行委員会は、同市産のリンゴ、サンふじを使った新スイーツ発表会を、東京都中央区のイタリア料理店「アンジェロコート東京」で開いた。同店総料理長が監修した高級感のあるスイーツを披露。試食や生産者との交流も行い、産地をPRした。首都圏のバイヤーや消費者ら約50人が参加した。
発表会は、同市産農産物の情報発信を目的にした「信州なかのスイーツプロジェクト」の一環。発表したスイーツは、チョコレートでできたリンゴ形の器にムースや焼きリンゴを入れたものや、市が売り込みに力を入れるバラを模したものなど3種類。アンジェロ・プミリア総料理長監修のもと、同店のシェフ、パティシエが開発した。
試食した出席者からは「サンふじの甘い香りと程よい酸味があり、種類によってさまざまな食感が楽しめた。見た目も味も素晴らしい」といった声が聞かれた。
首都圏の消費者を対象にした交流会も開き、JA青年部員が地域の生産者代表として参加した。消費者からは農業や同市に関する質問が出され、青年部員らが丁寧に答えていた。
同実行委員会は今後、首都圏の消費者を同市に招き、農業や風土を体験してもらう催しを企画。同市と中野産農産物のファンづくりを進めていく方針だ。

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