関係者らが出席した定期総会
JA北信州みゆきブルーベリー部会は、JA本所で定期総会を開いた。部会員30人や取引先市場、JA役職員が出席。2015年度の事業報告を承認、16年度の事業計画などを決定した。
15年度の収量は、雪害や花芽不足で約10トン減収した。課題だった品質面では、選別の厳格化に加え、梅雨時期の適度な降雨から梅雨明け以降の干ばつが好条件となり、質が向上。加工品を含め下位等級品は大幅に減少した。また、スモモなど振興果実とのセット販売で価格の向上を図った。
16年度は10アール収量1トンを目標に、樹勢維持による大粒の収量増加に取り組む。そのために枝の間引き、切り戻し、芽数を減らすなど大粒生産対策を講じ、販売額3300万円を目指す。
部会員は104人。共販体制でブルーベリー生産を地区の産業として確立するために、栽培技術の向上や有利販売に取り組んでいる。