JAちくまりんご部会は、坂城町上五明にあるA・コープびんぐし店でリンゴ一箱品評会を行った。サンふじ（16玉詰め）62点が出品され、最優秀賞に西澤文男さん（更級）を選んだ。出品されたリンゴは、同店で開いたJAちくま祭で展示即売して即日完売した。
出品されたリンゴの平均糖度は17.1と高く、上々の出来だった。審査員を務めた長野農業改良普及センターの石合恵美さんは「出品されたリンゴは糖度、着色とも非常に良かった。収穫までしっかり手を掛けられていて素晴らしい出来」と話した。
晩生種リンゴの主力であるサンふじは、同JA管内のリンゴ出荷量の50％近くを占め、今年度は約11万4000ケース（1ケース10キロ）の出荷を見込む。出荷は、12月中・下旬まで続く。