表彰を受けるJA須高ぶどう部会(坂本正雄部会長)
JA須高ぶどう部会は、長野県と県園芸特産振興展推進協議会から、県園芸特産業関係功労者として表彰を受けた。坂本正雄部会長は「多くの先輩方の努力あってこその表彰。今後は、その積み重ねの上に少しでも前進できるようにしたい」と話した。
同部会は1989年、5農協合併により設立した。全園地点検などに取り組み、生産量全国1位の「巨峰」産地を確立。いち早く無核「巨峰」の産地化も進めた。2004年には県オリジナル品種「ナガノパープル」を先駆けて導入し、裂果対策にも取り組んだ。平行整枝短梢(しょう)栽培を進め、「ナガノパープル」「シャインマスカット」の産地拡大に貢献した。
JA須高と連携し、PR活動も展開する。今年9月には、東京都中央卸売市場大田市場で「ナガノパープル」のトップセールスを行い、須坂市の三木正夫市長とJAの牧良一組合長、JAぶどう部会の部会長らが、須坂市や「ナガノパープル」の魅力をPRした。