遊休地対策に花木、導入へ勉強会

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勉強会の出席者

JA木曽大桑支所は、地元の大桑村で増加する遊休農地や野生鳥獣害などの課題を解決する手段として、花や花木類の導入促進に乗り出した。農家や村民を対象に勉強会を開き、花の種類や栽培法などを紹介。9人が参加して花栽培への理解を深めた。
勉強会は村と県木曽農業改良普及センターの協力を得て開催。JAの田中芳男営農技術員と狩戸公彦営農技術員、普及センターの青柳沙緒莉さんが講師を務めた。田中技術員は「最初から出荷や販売を目指さず、取り組みやすいもの、難しくない品種から始めて増やそう」と提案。青柳さんは栽培を進めたい花の種類と栽培方法などを説明した。狩戸技術員はJA管内の花き生産と出荷状況などを紹介した。
出席者は、趣味で自家用に栽培したい人や直売所の出荷を目指したい人など幅広かったが、今後も勉強会の継続を望む声が多く、担当者らは手応えをつかんでいた。

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