肥大良好、直販に力

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有利販売につなげるための対策を確認

JA北信州みゆき管内で3日から、JAのリンゴ出荷量の半数を占めるサンふじの出荷が始まった。今年は昨年より果実肥大が良く、1月中旬までの長期販売で市場の特別注文にも対応して売り場を確保する。「ふじ」の完熟品と葉とらずリンゴは定着市場への直販を中心に、こだわりを生かした価格で販売する。
JAりんご部会は今年度、数量10万5000ケース(1ケース10キロ)、販売金額2億8200万円を目指す。地元では11月23日にJA果実共撰所で「ふじ祭り」を開き、自家用や贈答用リンゴを販売する予定だ。
10月25日から出荷が始まっている黄色系「シナノゴールド」は、消費者に品種名と食味の良さが周知されてきたため、「王林」と同等に売り場が確保されてきた。売り出し企画を組む市場へ計画販売を行い、サンふじとのセットで長期販売し有利販売につなげる。

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