飯山市内で野沢菜を収穫する生産者
JA北信州みゆき管内で、野沢菜の出荷が始まっている。野沢菜は、管内の野沢温泉村が発祥とされる特産品で、冬に出荷する農産物の柱となっている。
昨年より1週間ほど早い、10月13日から出荷がスタート。11月中旬の最盛期を経て、12月上旬まで続く見込みだ。
昨年はJAに約2万9000束(1束5キロ)が出荷され、今年は3万束を見込む。JAの集荷場には連日、生産者から大量の野沢菜が持ち込まれ、市場や地元の漬物製造会社へ販売される。
また、JAが運営する農産物直売所千曲川にも、地元の生産者から持ち込まれた多くの野沢菜が販売されている。初冬の風物詩として定着し、毎年多くのリピーター(再来訪者)が買い求めている。同直売所では昨年約2万束を販売し、今年も同量を見込んでいる。