模擬手術の様子
JA長野厚生連富士見高原医療福祉センター富士見高原病院は、第16回病院祭「地域と共に歩む 健康は みんなの支え 地域の輪」を開き、地域住民ら約1500人が訪れた。
講演会では「地域包括ケアにおける高原病院の役割」と題し、同センターの井上憲昭統括院長が講演した。地域包括ケアは、元気だった人が病気や障害を持っても、住んできた場所で生活できるよう助けていくもの。「医療や介護だけでなく、生活していく上で必要な買い物やごみ捨てに至るまで、地域の中で助け合えるように考えていく必要がある」と、地域の協力により95歳で一人暮らしをする母親の生活などから、互助の大切さを訴えた。
また、手術室体験では医師と一緒に本物のメスなどを使った模擬手術が行われ、術着を着た子どもたちは本番さながらのオペに大興奮の様子だった。