出荷が始まったサンふじの選果
JA須高管内で29日から、サンふじの出荷が始まった。JA管内のリンゴ出荷量の約50%を占める主力品種で、今年は約30万ケース(1ケース10キロ)を、主要都市を中心とした全国の市場へ出荷する。出荷は11月中旬から下旬にかけて最盛期を迎え、12月中旬まで続く予定だ。
今年は10月に入ってから好天が続いて着色が良く、昼夜の寒暖差もあって高糖度に仕上がっている。
JAは「売れるときに出荷できる」共選所体制の確立と強化を図り、生産者の栽培管理を徹底。今年は選果基準をより厳格化したことで、共選所間のぶれがない選果を実践。シーズンを通じて市場や仲卸、販売店から高い評価を得ている。
JA販売企画課の山崎徳彦課長代理は「高い品質のサンふじを生産し、生産者と消費者がともに幸せになれる販売をしていきたい」と話す。
11月22日には管内3会場で「ふじ祭り」を開く予定だ。