リンゴの選果作業をする従業員
JA須高管内で、県オリジナルの中生種リンゴ3品種「りんご三兄弟」の出荷が本格化した。
9月下旬から「秋映」の出荷を皮切りに、10月上旬から「シナノスイート」、中旬から「シナノゴールド」が収穫期を迎える。今年は三兄弟全体で21万2200ケース(1ケース10キロ)の出荷を見込んでいる。「りんご三兄弟」は、早生種と晩生種をつなぐ中生種で、JAは10年ほど前から産地化に取り組んでおり、現在は安定した生産量となっている。
今年度は「秋映」10万7200ケース、「シナノスイート」4万9000ケース、「シナノゴールド」5万6000ケースの出荷を計画。JAは収穫基準の徹底による食味を重視した出荷に努める。11月下旬には管内3ヵ所で、毎年恒例のふじ祭りを開催する。