集荷所で米の検査をするJAの検査員
JA北信州みゆき管内で米の集荷と品質検査が進んでいる。今年は日照不足の影響から稲の成熟が遅れ、最盛期が9月末となった。JA全体で約5100トンを集荷する計画で、各集荷所では「あきたこまち」や「コシヒカリ」の集荷が10月下旬まで続く予定だ。
検査員によると、今年は出穂以降の低日照により粒が小さめだが、高温障害は少ない。酒造好適米「金紋錦」は昨年より増産し、品質を保ちながら、おおむね計画通りを見込んでいる。
JAで水稲を担当する高橋昌人営農技術員は、「穂数の不足や日照不足で思ったほどの収量はなく、やや小粒だが品質はおおむね良好」と話す。