資産管理業務、先進地を視察

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資産管理業務について学ぶ組合員

JA松本市資産管理部会は、資産管理業務の先進地である東京都のJA世田谷目黒で視察研修を行った。市街地にあるJA松本市管内では、多くの組合員が先祖からの資産を守り続けるために農地を賃貸物件に転用しながら農業を営むなど、税金対策や土地活用に頭を悩ませている。そこで、資産管理における先進地の情報を得て、組合員の課題改善につなげる考えだ。
都内有数の閑静な住宅地である世田谷区と目黒区を管内とするJA世田谷目黒は、資産管理を重要な役割として位置付け、資産サポート部が土地の売買や相続、税金の申告まで幅広い相談業務を行っている。
JA世田谷目黒は「円滑な相続のためだけでなく、本人の思いを次の世代へ伝えることが大切」と位置付ける。組合員の将来、利益を最優先にして考える相談業務により、JAと組合員の関係を密接になり、次世代の取引につながるという。また、相談業務で利益を追求するのではなく、JAの利用価値を実感してもらうことで、他の事業に結び付くという。

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