露地ブドウの本格的なスタートに向けて行われた販売推進会議
JAちくまぶどう部会は、千曲市鋳物師屋のJA本所で露地ブドウ出荷に向けた販売推進会議を開いた。部会役員をはじめ、東京や大阪、名古屋や県内の市場担当者ら40人が出席した。
酒井隆義部会長代行は「順調に生育し、とても良いブドウに仕上がっている。市場にわれわれの思いや考えを伝え、より良い販売につなげたい」と述べた。営農技術員らが「玉肥大、着色は順調で食味も良好。糖度も高く上々の出来が予想される」と説明した。
市場担当者は「ちくま産ブドウはブランド力がある。しっかりと売り場をつくっていきたい」と期待した。また、「チャンスを逃さない販売をするため、産地からの的確な情報発信をお願いしたい」と要望した。
露地ブドウの出荷は、26日から種なしと有核の「巨峰」「ナガノパープル」が本格的にスタート。「シャインマスカット」は9月1日から出荷を予定する。その他の品種も順次出荷され、合わせて約26万ケース(1ケース4キロ換算)の出荷を見込んでいる。