農家所得増大へ、振興計画など決定

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総会であいさつをする牧良一組合長

JA須高は、須坂市のJA本所に約40人を集めて農政対策・農業振興計画策定協議会の第27回総会を開いた。農業の担い手づくりを基本に、生産者手取り最大化に向けた営業の強化、多様な担い手が意欲を持って取り組める持続可能な農業の実現を図る計画を決めた。
協議会では、地域農業振興や食の安全・安心の確保、災害対策などの活動を実施した。環太平洋連携協定(TPP)問題では街頭宣伝車での広報活動、はがき要請活動などに取り組み、国会決議や自民党決議の実現を求める運動を展開した。
総会では2014年度の農政活動や農業振興の活動報告、15年度の農政活動や農業振興計画なを協議し、全議案を承認した。牧良一組合長は「農家所得の増大と地域活性化を目指して、3行政とも連携し、安心して暮らせる社会を構築していきたい」と話した。
総会後は農政学習会として、日本農業新聞論説委員の伊本克宜氏が「どうなるTPP・農政・農協改革」と題して講演した。

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