タマネギ栽培拡大へ講習会

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JAの営農技術員からタマネギ栽培について説明を受ける参加者(23日 千曲市鋳物師屋 JAちくま本所)

JAちくまは、千曲市鋳物師屋の本所でタマネギ栽培講習会を開いた。新たに栽培を始めようとする30人が参加した。
千曲市は土壌や内陸性気候などがタマネギ栽培に適し、国のタマネギ指定産地「善光寺平」を担っている。昭和30年代から麦の後作として振興してきたが、高齢化や後継者不足などで生産量が減少傾向だ。JAは多くの人に栽培してもらおうと講習会を企画した。
JAの宮下英明営農技術員が、種まき、苗作り、定植方法、病害虫防除などを説明した。宮下技術員は、9月に行う種まきは「近年9月の気温が高く発芽が不良になりやすいため、早まきは避ける」などと話した。
今年から栽培を始めようという男性は「JAの技術員や営農センターで教えてもらいながら栽培に挑戦したい」と力強く話した。

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