出荷講習会で規格などを確認する生産者
JA北信州みゆき管内で18日から、リンゴ早生種「つがる」の出荷が始まった。今年は平年より7日ほど早い開始で、9月中旬まで続く予定だ。今年度は昨年度と同量の1万4500ケース(1ケース10キロ)の出荷を見込んでいる。
JA管内では7月30日から早生種の「夏明」と「シナノレッド」の出荷が始まっている。早生種の主力「つがる」の出荷を経て、今後は10月から「秋映」「シナノスイート」などの中生種、10月下旬から11月に「シナノゴールド」や「ふじ」など晩生種の出荷が続く。
中野市のJA果実共選所で開かれたサンつがる出荷講習会には生産者らが集まり、出荷規格や収穫の注意点などを確認した。JAりんご部会の南澤啓一さん(66)は「連日の猛暑や干ばつで品質が心配されたが、盆明けから適温になり降雨もあった。色づきや肥大も順調」と期待を寄せた。