新棟で機能向上、催し物楽しむ

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大技に大興奮の会場

JA長野厚生連篠ノ井総合病院は、5月から新棟の運用を始め、地域の基幹病院として一層の機能向上を目指している。このほど、第18回病院祭「あいまつり」を開き、約2000人の来場者でにぎわった。
今回は「周産期母子医療および救急医療の充実」をテーマに、さまざまな催し物を行った。特別講演では、日本ホスピタル・クラウン協会の大棟耕介理事長が、軽快なしゃべりと観客を巻き込んだ器用なバランス芸やバルーンアートなどのパフォーマンスを披露。子どもたちは満面の笑みを浮かべ楽しんだ。
ホスピタル・クラウンとは、パフォーマンスなどで入院中の子どもたちやその家族、医療スタッフに笑いをもたらす活動。大棟氏は、全国の65病院を回り活動している。病気を抱えた子どもたちと触れ合い「笑いは広がっていくもの。笑いによって空気も変わる。笑顔は世界を救うもの」と話し、聴講者は熱心に聴き入った。
また、同院産婦人科の西村良平医師は周産期について、下村民子助産師は助産師外来について講演した。
その他、歯科相談や健康測定、救急蘇生体験などの催しが行われ、地域住民や患者は、普段と違う病院の雰囲気を楽しんだ。

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