銘柄豚の味、比べて納得

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2種類の豚肉を試食する児童

JA北信州みゆきは、7月上旬に開いた「あぐりスクール」の今年度2回目の授業で、管内の飯山市で生産される銘柄豚「北信州みゆきポーク」について、子どもたちに伝えた。
授業に参加した児童42人は、JAの齋藤広幸係長から北信州みゆきポークの生産方法や肉質の特徴、出荷方法などを学んだ。この豚は、デュロック種の父と、ランドレース種と大ヨークシャー種を掛け合わせた母から生まれる三元豚。豚肉のうま味を最大限に引き出すために、特別配合飼料を与える他、奥行きがある豚舎で動き回らせる。脂身に甘味があり、柔らかな肉質になるという。
児童は豚舎で豚を見学した後、同市内でバーベキューを楽しんだ。JAが輸入豚肉と北信州みゆきポークの2種類を用意。初めに北信州みゆきポークの味を確認した後、クイズ形式で2種類の豚肉から北信州みゆきポークを当てるゲームを行った。児童の多くが肉質の違いを確認した。
事務局を務めるJAの鷲尾勝雄課長代理は「自分たちの地域で生産されている豚肉の味を覚えてほしい」と児童に伝えた。

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