地元で栽培された色とりどりのトルコギキョウやバラを楽しむ来場者
坂城町のトルコギキョウ・バラまつり実行委員会は、同町のJAちくまA・コープびんぐし店で第4回の祭りを開いた。会場には20戸の農家が、トルコギキョウ35品種43点、バラ11品種11点を出品。白やピンク、紫など色とりどりの花が一堂に並んだ。
JA管内の千曲市上山田・力石と坂城町村上地区は県内有数のトルコギキョウとバラの産地。特に力石地区は、1950年ごろ日本で初めてトルコギキョウを栽培した地区として知られ、全国的に有名な育種家が多い。
開始式には、近くの町立村上小学校2年生38人が来場した。中沢泉委員長は「地域の特産を知ってもらう良い機会になっている。地域の特色を生かした活動で活性化につなげたい」と話した。
花の販売収益金は、昨年11月に発生した長野県神城断層地震被災者に義援金として寄付する。